ハンドボールのディフェンスは、いわゆるゾーンディフェンスが主流です。 オフェンスと同じように各自担当のポジションにつき自分のエリアを守りますが、 誰が誰をマークしているのかチーム全体が把握していることが前提です。
多少のボディコンタクトは認められるため(コラム参照)、攻撃を「受ける」と言うよりは「潰す」というニュアンスが近いのではないでしょうか。 相手の攻撃を先手先手で潰し、苦し紛れのシュートを撃たせるのが理想。相手にパッシブプレーを適用させることができれば大成功です。
ディフェンスでは全体を見渡せるキーパーが司令塔になります。
6mライン沿いに全員が並ぶ。 DFの間隔が狭いためフローターは抜き去ることが難しい。 引いて守るぶんロングシュートが撃たれやすく、パス回しも楽にされてしまう。
トップの1人が頑張って動いてフローターのプレーを妨害する。 DFの間隔が空いてしまうぶん、トップとの連携が求められる。
6mライン沿いから3人、2人、1人と並ぶ。 間隔が空いてしまうリスクと引き換えに、「厚さ」で守る形態。 チーム全体の連携が確立されていなければならない。 前へ突出した形なので、相手のミスからの速攻が得意。
3-2-1ディフェンスの変形。
6mライン沿いに3人が並び、残りの3人が高い位置で守る。
全員が前に出てプレスをかける陣形。プレッシャーを与えるがリスクも高い。
全員にぴったりマークをつける。リスクも高い。
最後の砦。相手のシュートを、全身を使って防ぐ。
反射神経、瞬発力はもちろん、シューターがどこを狙ってくるか見極めるカンが大切。
わざとスペースを空けてそこに「撃たせて取る」のも手。
サイドなどの近距離からのシュートに対しては、
ボールを見て止めることは不可能なので
前へ出てシュートコースを狭める方が効果的。
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